初ウルトラマラソン、第5回 白山白川郷ウルトラマラソン

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いつかは走りたい!と思っていたウルトラマラソン70km(制限時間10時間)に初めて挑戦しました。

自宅から近いからという理由で「白山白川郷ウルトラマラソン」を選びましたが、コースの前半は、ほぼ山!累積標高差が2,780 mもありました。

白山白川郷ウルトラマラソン高低差

初ウルトラには敷居が高いかも?

前日受付は、道の駅「白川郷」で、選手受付に参加。

白川郷は、世界遺産の合掌造りがあります。

遠方の方は、白川村で世界遺産の合掌造りの民宿に泊まるといいかもしれませんね。

レース後は、観光する余裕がないと思いますので、前日がおススメです。

当日朝4時に車でスタート会場「寺尾防災グラウンド」に到着!

まだ真っ暗です。

白山白川郷ウルトラマラソンスタート地点
白山白川郷ウルトラマラソンスタート地点

荷物を預け、おもてなしの「お粥・味噌汁」を頂き、マイボトルのある方用のスペシャルドリンクを頂きます。

このスペシャルドリンクのおかげで、体力が持ったような気がしますが、お腹がゆるくなりトイレに何回もいく羽目に。

4時45分に開会式があり、今回は100km1000名、70km500名ぐらいのランナーが走るようです。

スタート時に、薄っすら明るく山がシルエットになり幻想的です。

白山白川郷ウルトラマラソンスタート地点

少し手前に金さんが並んでいたのを発見!100kmを無事完走されたようです。

朝5時、スタート。

少し明るくなリ朝もやの中、世界遺産の合掌造りの街並みの中を走ります。

白山白川郷ウルトラマラソン世界遺産の合掌造り

白山白川郷ウルトラマラソンの前半は、山なのでトンネルが多いです。

中には真っ暗なトンネルもあるので、反射材は必ずつけたほうが良いですね。

白山白川郷ウルトラマラソントンネル

走り始めて5km地点ぐらいから上り坂が始まります。

序盤、元気なので上り坂でも頑張って走ります。

でも、長い道のりなので、序盤で足を使わないように注意!

白山白川郷ウルトラマラソン登り

朝日が昇り始めキレイです。晴れてよかった!

白山白川郷ウルトラマラソン朝焼け

7.7km地点「馬狩料金所」。ここから白山白川郷ホワイトロードに有料道路になります。

大会中は大会車両しか走っていませんので安心です。

白山白川郷ウルトラマラソン飛騨牛乳

おもてなしの飛騨牛乳。ランニング中なのにコーヒー牛乳ですが。

白山白川郷ウルトラマラソン飛騨コーヒー牛乳

ここから頂上までの登りがコース最大の難所になります。

15kmの間に1000mも登るのですから。

登りは歩く、少しでもフラットなら走るって感じで足を残します。

歩いてばかりいたので2時間で13kmとかなり遅い。

制限時間が気になります。

白山白川郷ウルトラマラソン登り

走行は山側を走るように指示がありました。

谷側だと、ふらついて落下する心配があるからです。

途中、係の人がスイッチングポイントとして誘導してくれます。

19km地点2時間40分でコース最高地点に到着!

後は下るだけです。とはいえ50kmも・・・。

白山白川郷ウルトラマラソンコース最高地点
白山白川郷ウルトラマラソンコース最高地点

下りもかなりの傾斜です。

自然とスピードが出ますが、下りは体重の5倍も重さがかかるといわれているので、なるべくゆっくり走るように注意!

白山白川郷ウルトラマラソン下り

お腹の調子が悪く、トイレはすべて行くことに。

消化できないのか水しか出ません。

お腹の中でちゃぽちゃぽ音がします。

25.9km地点の「ふくべの大滝」のそーめんは氷のようり冷たく、塩味が効いてて大会の中で最高においしいおもてなしでした。

白山白川郷ウルトラマラソンコースふくべの大滝
白山白川郷ウルトラマラソンコースふくべの大滝そーめん

32.5kmの第1関門を9時33分に到着。

トイレ休憩が多すぎて、時間に余裕がありません。

32.5kmの第1関門を9時33分

35km地点で5時間ちょうど。距離も時間も中間で、大丈夫?

35km

後は下るだけと思っていたのですが、途中、何カ所も登りもあり想定外でした。

しばらく走ると42.195kmの表示がありました。

フルの距離を超えるのは、初経験!

ここから50kmまでは本当につらかった。

撮影する気力もなく写真はありませんが、白山白川郷ホワイトロードを終えると手取キャニオンロードへ。

周りは田園地帯で単調な一本道を日陰がない状態で走ります。

正直、山を走っているほうが辛いけど楽しかったです。

日差しが強く、ガーミンの計測では最高気温37℃にもなりフラフラ状態です。

51.4km地点「錦ヶ滝いこいの森」であらかじめ用意した着替えをすることができます。

ただ、ゼッケンをはずして、新しい服に着けなおす必要があるので、時間の関係上、着替えはやめました。

荷物に「エアサロンパス」「ワセリン」を用意していたのが正解!

今大会は「エアサロンパス」は大会側で用意していないので、持参しました。

ワセリンはシューズを脱いで付け直し。大会終了後も靴擦れを起こすこともなかったです。

「エアサロンパス」のおかげでちょっと回復しましたが、5kmぐらい走ると再び疲れが。

頭の中では「1時間で7km進めば制限時間に間に合う」と、計算ばかりしています。

ゴールまで体力が消耗しないように、少しでも時間に余裕ができれば歩くの繰り返し。

70kmコースの参加者は65.4kmのエイドが利用できないのはどうかと思いました。

暑いなか9km補給がないのは生命の危険を感じます。

68km時点、ラスト2km、時間は9時間44分。

残りキロ8分ペースでいける!

と計算通りと思っていましたが、ラスト2kmは登り坂&階段。

もう愕然として、諦め歩きました。

途中の地下階段は、登る気力もなく、涼しく気持ちよかったので10分ぐらい座りこみました。

同じく走るのをあきらめた女の子と今大会についての振り返りや、マラソン談義に花を咲かせながら10時間22分でゴール。

残念ながらゴール関門(10時間)に引っ掛かり失格でしたが、最後に女の子とお話ができて救われた気分です。

帰りは、スタート地点まで最終バスで折り返しでしたが、今ままで走ってきた道をバスの中から見て、思い出にふけりました。

よく70kmも走ったなーと自分を褒めました。

でも、途中でリタイヤしたい人は、どうなるのか気になります。

収容バスの案内もなかったし、遅くにゴールしても、バスの最終も終わっているし、どうするんだろ?

今回、白山白川郷ウルトラマラソンに参加して、最後の登りは想定外だったので、下見は必要かなと思いました。

あと、ペースですが、制限時間で単純計算するとキロ8分34秒のペースで間に合うのですが、登り、下り、エイド、疲れた時の歩くなどを考慮して、余裕を持ったペースで走らないといけないことがわかりました。

キロ7分ペースが最適かな。

いままで、ウルトラマラソンは敷居が高いレースだと思っていましたが、フルを走れる人ならペースを落とせば、なんとかなる大会かな。

今度からはウルトラにも積極的に参加していきたいです。

追伸)完走率が発表されました。なんと55%という低さ。過酷なレースでしたが、またリベンジしたいです!

11月18日ランスマで放送されました!ほんの一瞬、金さんの背後に私映っていました(喜)

関連記事:ウルトラマラソン1週間後、練習を再開するもペースが遅く、足の甲が腫れ休養

コメント

  1. しい より:

    ウルトラお疲れさまでした。満身創痍って感じですかねすごい!

    私は来月、二回目のフルに横浜に行ってきます。歩かず完走目指します!

  2. メタボおやじ より:

    しい様、コメントありがとうございます。
    横浜マラソン抽選おめでとうございます。
    完走がんばってください!
    いつかはウルトラマラソンに挑戦してみては?

  3. TOM より:

    70キロ完走お疲れ様でした!時間は惜しかったですね。
    次回は時間内に完走できるといいですね!
    僕も来年はこの100キロにチャレンジしてみようかな(笑)
    今年からのコースはきつい登りは前半だけですが
    後半のコースは仰られているように河川敷等の
    単調なコースが多く精神的にきつそうな気がします(笑)
    ホワイトロードのような特別なコースはやはり良いですね。
    65キロのエイドの件は酷いですね。あんなに暑かったのに…

    • メタボおやじ より:

      TOM様、コメントありがとうございます。
      ランネットの大会レポを見ると、去年の100kmホワイトロード折り返し、50km片道コースが良かったという意見が大半でした。
      来年はもっと過酷な飛騨高山ウルトラを目指そうかと思います(笑)
      走ってみると100kmは、やはり異次元。70kmぐらいが今の自分にはちょうどいいかも。

  4. すけさん より:

    管理人さんこんにちは。ウルトラマラソンお疲れ様でした。
    制限時間にはわずかに届かなかったようですが、まずは完走したことに
    敬意を表します。頭ではキロ7分で行けばとわかりますが、実際は脚力、
    体力が備わっていないとかなり苦しそうですね。
    今年は町内のスポーツ推進委員をやっており、10月1日に町内対抗
    運動会が控えていることから、出場を見合わせましたが(故障したら何を
    言われるかわからない!)、来年は委員からはずれるのでエントリーを
    考えてみようかと思いました。(70kmの部で)
    ただ、エントリーをするなら今よりもロング走(ハーフ以上)の回数を増やさ
    ないと体が対応出来ないことは明白なので、これからの課題ですね。
    あと気になったのは、スペシャルドリンクはどんなものが提供されていた
    のですか?おなかがゆるくなったりするのは何が入っていたのかちょっと
    気になります。

    • メタボおやじ より:

      すけさんへ コメントありがとうございます。
      町内のスポーツ推進委員は、いろんな競技に引っ張りだこで大変そうですね。
      役員でない年にランニングに力を入れるので、正解だと思います。
      僕も去年までは町内の副会長だったので、行事が多くなかなか走る時間がさけませんでした。
      白山白川郷ウルトラの完走率55%という低さ。
      ちょっと大会側の改善も必要かなと思います。
      来年は、昨年度の往復コースに戻してほしいかな。
      練習はロング走の回数は増やしましたがペースはゆっくりなのでそんなにつらくないかと思います。
      スペシャルドリンクは DNS R.E.D. レボリューショナリー エネルギー ドリンクです。
      後半走れたのは、スペシャルドリンクのおかげかとも思いますが、ホエイペプチドが含まれており、僕はこの手のプロテインを飲むとお腹が緩くなります。
      体質によりけりだと思いますので、参考にはならないかもしれません