スポーツの世界には、監督が試合前に選手を集めて励ますペップトーク(Pep Talk)という演説があるらしい。
内容はシンプルで、
1. わかりやすい言葉
2. ポジティブな言葉
3. 話す時間は、短く簡潔に
というのがペップトークの基本とか。
例えば「勝てる!いける!優勝できる!」みたいな言葉を指します。
口調は、激しい怒鳴り声でもペップトークの基本を守っていれば大丈夫!
短くて、わかりやすい言葉は、選手を勇気づけたり、感動して涙する選手の姿も。
だが、反対に決してネガティブな言葉を言ってはいけないらしい。
「負けるな!」など言ってしまうと、選手は無意識のうちに「負ける」というキーワードを頭の中でイメージしてしまい、影響されて良い結果を残せない。
難しい内容や、長時間のトークもやる気をなくす原因になるのでタブーになります。
市民ランナーでもペップトークは、役にたつ?
一般の市民ランナーは、選手ではないので、レース前に監督にペップトークしてもらうことはありません。
そんな時は、自分で自分を励ますセルフペップトークという方法があります。
自分の心、頭の中で「できる、できる、完走できる!」と、つぶやくと良い結果になります。
レース前より、30km 以降のつらい時に、つぶやくと効果的!
なんとか走り抜くことができます!
沿道の声援も元気づけられますが、やはり自分の信念を持つセルフペップトークが一番効果的です。
走っている途中、歩いている人を見て「自分も歩きたい」と思うことがありませんか?
そんな時も「走れる、走れる、まだまだいける!」とペップトークが役立ちますよ!
プロの選手でも試合前にセルフペップトークで自分のモチベーションを高める方もいらっしゃるようです。
当然ながら、普段の練習、実力ありきなので、過度のがんばり過ぎや、高すぎる目標は、体力的に限界がきて良い結果には、つながりませんので、ペースダウンするなり対策は必要になります。
普段の生活にも役だつペップトーク
スポーツだけでなく、子どもや部下への励まし、人間関係全般においても、ポジティブで、明瞭なトークを心がけることがとても大事です。
人間は、ネガティブに考えたほうが楽なので、ネガティブ傾向になりがちですが、ペップトークでマラソンも私生活も楽しく過ごしたいですね!
「できる、できる、完走できる!」「走れる、走れる、まだまだいける!」
で、マラソンをエンジョイしましょう!
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